今日のごはん、なんしょっか?

暮らしメモ

今日のごはん、もう悩まない。「サイクル献立」の立て方

ごはん作りは毎日のことだからこそ、気楽に考えることが疲れないコツ。
そして、毎日のことだからこそ、ちょっとだけ栄養バランスを意識することが、家族の健康へとつながります。

「毎日違う料理をちゃんと作らなきゃ…」と、頑張りすぎなくていいんです。

「ムリなく」「ちゃんと」を両立する___
そんなあなたにおすすめなのが、サイクル献立です。

あなたに合った形で、ゆるっと始めてみませんか?

サイクル献立は、こんな方におすすめ!
  • 毎日の献立に悩んでいる
  • 家族や子どもに、バランスのいい食事を出したい
  • 栄養バランスは気にしたいけど、時間がない
  • 買い物や在庫管理をスムーズにしたい
たいやきママ

がんばりすぎなくても大丈夫。
サイクル献立は、“ちょうどいい手抜き”ができる仕組みです。

サイクル献立の立て方:2つの方法

2通りのサイクル献立の立て方ををご紹介します。

  • 主菜の食材だけをサイクル化する方法
  • 一定期間の献立をしっかり決めてサイクル化する方法

暮らしのスタイルや性格に合わせて「やりやすい方」でOK◎
あなたに合う方法はどちらでしょう・・?

① 主菜の食材だけをサイクル化する方法

ざっくり派さん、気分屋さんにおすすめ

この方法は、主菜に使う食材だけを曜日ごとに決めておくやり方です。
例えばこんな感じ↓

曜日食材
鶏肉
魚介
豚肉
卵・豆腐
魚介

たったこれだけでも、献立に悩む時間がグンと減ります!

こんな経験、ありませんか?

「晩御飯、何作ろう…」と迷って、スマホで「晩御飯 簡単」「簡単 主菜」と検索。
でも、実はそれが迷いの原因になっています。

なぜなら、選択肢が多すぎるから!

さらに。
検索して「これ食べたい!」と思ったレシピの材料が家に無かったら一気にストレスを感じますよね。
また一から考え直すのもしんどいし。。

この積み重ねが毎日の夕食作りを憂鬱にさせているのです。

「曜日×食材」で悩まない!

上の表のように、月曜は鶏肉!と決めて買い物をしておけば、「晩御飯 簡単 鶏肉」でサッと探せます。
あとはその日の気分で和風?洋風?中華?を選ぶだけ。

「ちょっと決めておく」が実は最強の時短なのです!

ちょこっと栄養バランスも意識

ひらめさん

我が家、肉ばかり食べてますっ…!

これもよく聞くお悩み(?)の1つ。
「肉→魚→麺→丼」と、ジャンルが偏らないようにするだけでも、自然と栄養バランスも整いやすくなるものです。

副菜や汁物は、その日の気分や冷蔵庫の中身と相談でOK!
できるところからゆる〜く始めてみましょう^^

② 一定期間の献立をしっかり決めてサイクル化する方法

計画派さん、迷いたくない派さんにおすすめ

主菜・副菜・汁物までしっかり決めて、それを毎週繰り返すやり方です。

「今日なに作ろう…」と考えること自体がストレスで、とにかく迷いたくない!という方にぴったり。
まずは1週間分を考えるところからはじめてみましょう◎

献立例とポイント

例えばこんな感じ↓

スクロールできます
曜日主菜副菜副菜2
鶏の照り焼きほうれん草のおひたし豆腐とわかめの味噌汁
焼きうどんコールスローサラダりんご
さばの味噌煮ひじき煮大根と油揚げの味噌汁

(↑パッとAIに出してもらいました)

この方法のうれしいポイント
  • 献立を事前に決めるので、当日は悩む時間ゼロ
  • 計画的に買い物ができ、ムダ買いが減って食費の管理もしやすい
  • バランスのいい食事が続けやすくなり、栄養の偏りも防げる

2週目の繰り返し方

1週間サイクルだとさすがに飽きてしまうので・・

スクロールできます
曜日主菜副菜副菜2
鶏の竜田揚げほうれん草のソテー豆腐とわかめのすまし汁
肉うどんキャベツの胡麻和えみかん
さばの塩焼きひじきサラダ大根と油揚げの煮物

2週目は食材はそのままで味付けや調理法を変えてみたり。
または、鶏肉の照り焼き→ブリの照り焼きのように、味付けはそのままで食材を変えてみたり。

たいやきママ

ああ楽しい!慣れるとパズルみたいでワクワクしてくるんですよねぇ…!!(興奮)

実際の現場でも使われています!

病院・施設・給食センターでは、このサイクル献立が定番。
3週間〜1ヶ月分を組んで、季節の食材や行事食を取り入れたり、残食率を調べて人気が無かった献立を改善しながらこのサイクルを回しています。

たいやきママ

お子さんがいるご家庭は、ぜひ保育園や学校の献立表をチェックしてみてください♪

例えば、カレーライスを基準にして…(分かりやすいので。)
前月と今月を見比べてみると「これってサイクル献立だったんだ!」と気付くはずです。

まとめ

考えるって、意外と大変

料理をしたくないと思う方の多くは、「作ること」よりも「考えること」が苦手な人が多いと感じています。

たいやきパパもそうでした。
調理師で料理は得意なはずなのに、なぜ?と聞いてみると…

たいやきパパ

献立を考えるのがしんどい

そこで初めて、「献立を考えるのが苦じゃない自分」に気づきました。
栄養士として、家庭でもサイクル献立を使うのが当たり前になっていたんですよね。

つまり、サイクル献立を取り入れれば、毎日のごはん作りのハードルがぐっと下がります。

自分に合う方法で、無理なく続けよう

毎日のごはん作りって、思ったよりパワーがいります。
がんばっているあなたは本当にえらいです。もっとラクしていいんですよ。

まずは献立に悩むことをやめてみましょう。
あなたに合うスタイルが見つかりますように。

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