今日のごはん、なんしょっか?

暮らしメモ

未来の健康は、今日のごはん習慣でつくられる。

ある日突然、大好きな麺類を制限されたら?
お肉が食べられなくなったら?
のどが渇いているのに、水分すら飲めなくなってしまったら‥。

ちょっと極端に聞こえるかもしれません。
でも、実際にそれが現実になる人もいるんです。

私が「毎日のごはん」を大切にしてね!と伝える理由。
それは、未来の健康は“今日の習慣”からしかつくれないから。

今回は、病院や高齢者施設で「治療食」の献立づくりに関わってきた私の実体験から、食生活と健康のつながりについてお話しします!

特に、我が子を大切に思う方々は…必見です!!!

食事制限の現実と食生活の大切さ

私は栄養士として、病院で入院患者さんの献立作りをしていました。
病院食には大きく分けて2種類あります。

  • 特別な制限のない「一般食」
  • 疾患や治療内容に合わせて栄養価が細かく調整された「治療食」

一般食は、ふだん私たちが家庭で食べているものに近い食事です。
でも、治療食となると、がらっと内容が変わります。

例えばこんな制限

腎臓に関する病気

  • 塩分の制限がより厳しくなる
  • 水分やカリウム、リンなどの制限
  • 生の果物・汁物・麺類 は場合によっては禁止になる

膵臓や胆のうに関する病気

  • 脂質制限があり、揚げ物なんてもってのほか。
  • 脂が多い豚肉は避け、ささみや白身魚がメインの淡白な食事内容
患者さん

のど渇いた、お水が飲みたい

看護師さん

○○さんね、制限があるから飲めないんだよ

そんな患者さんと看護師さんのやりとりが、今でも忘れられません。

なぜ食事制限が必要になるのか?

気づいたときには、「食べたくても食べられない」状態に。
こうした厳しい食事制限は、生活習慣病がきっかけになることがほとんどです。

そしてその原因は、普段何気なく続けている「食生活の積み重ね」にあります。

こんな食習慣に注意
  • ごはんやパンの割合が多く、野菜が少ない
  • 朝ごはんを抜くことが多い
  • 味の濃いものが好き(ついつい塩分過多に)

だからこそ――
毎日の食生活をちょっと見直すこと。

それが、将来の健康を守るための第一歩になります。

たいやきママ

とか言いながら、今日のお昼はインスタントラーメンだけで終わらせてしまったんですけどね。(土下座)

まぁ。。自分の体は自分の責任。
ちょっと甘くなることもありますよね。

夫に関しても、家以外では自分の意思で好きなように飲み食いしてるので、半分知らん!!
(夜ポテトチップス食べてんの知っとるぞ!!)

でも…ふと想像してしまうんです。

もし、子供たちがつらい食事制限をしなければならなくなったら?

そんなの、絶対に見たくない。

子供たちの未来の健康を守るために、今の食生活を大切にしたいと思っています。

たいやきママ

老後も元気に、家でおいしいご飯を食べて過ごしたい!
そう思ったら、やっぱり自分の体も大事にしないとね。

↑言い聞かせてる

未来の選択肢
  • 今好きなものを好きなだけ食べて、将来「食べたくても食べられない生活」を送る
  • 今ちょっとずつ気をつけて、「死ぬまで食べたいものを楽しめる生活」を送る

どちらも、自分の選択次第です!

無理せず続けられる食事作りのコツ

未来の健康は、今日のごはん習慣でつくられる。
ちょっと想像できたかな?と思います。

でも、「ちゃんと栄養をとらなきゃ!」とか、「毎日手作りしなきゃ!」と思うと、正直しんどくて続かない。
なので私は、今は使えるものは使っていこう!という考えです。

使い方に気をつければ、冷凍食品だって使ってイイんだよー!
「ゆる活ごはん」の記事もよかったら読んでみてくださいね。

がんばって完璧な食事作りではなく、無理なく続けられる食事作りを。

まとめ:できることから少しずつ!


We are what we eat.(私たちは、私たちが食べたものでできている)

英語圏でよく知られることわざ的な表現で、「食べるものが身体や健康をつくる」という意味です。

食事はただ「お腹を満たすため」だけのものじゃない。
未来の自分や、大切な人の健康をつくる積み重ねなんです。

でも、がんばりすぎなくて大丈夫。
「ちょっと気をつける」「ちょっと知っておく」

その積み重ねで未来はきっと変わります。

これからの食生活、ちょっとだけ見直してみませんか?

「野菜のおかずを1品多くする」「塩分の表示を見てみる」
小さなことでOK!はじめてみましょう◎

投稿予定の記事
  • 忙しい毎日を乗り切るための“時短”と“手抜き”料理術
  • 家事未経験歴7年夫から何でもこなす夫に変わったきっかけ
よかったらシェアしてね!
トップへ戻る