夏休みって、親にとってはちょっとした試練だと思ってる。
仕事をしながら、子どもたちの「どこ行く?なにする?」に応えるのはなかなか大変。
「思い出作り」って素敵だけど、実際はプレッシャーもある。
できれば、できるだけ涼しく、静かに過ごしたい。
でも、子どもたちは容赦なく元気でワクワクしている。
今年も気づいたら夏休みに入っていたので、旅行なんて計画は立てていないけど、「食」を軸に楽しむ夏休みにしてみようと思う!
おにぎり作って、海へ行く
愛媛の北条市から出ている船で、「鹿島」という小さな島へ。
親子3人、お弁当を作ってちょっとした船旅と海を楽しむことに。
島までは大人230円、子供120円。(往復で!!)
駐車場代を入れても大人1人570円…!

安くて楽しいって、やっぱり最強。
お弁当のおにぎり担当は、子どもたち。
小さな手でにぎにぎしながら
「これお母さんの〜」
「この小さいのはわたしの!」
って、それだけで盛り上がる。
形はバラバラ。でもそれがいい。
鹿島へGO
にぎったおにぎり、卵焼き、昨日の残りやちょこっとおかず。






おにぎりはペットボトルに潰されてぺちゃんこ。でも、味はもちろん変わらない。
普段はおにぎりを残しがちな長男が、この日は一番食べていた🍙🍙
「早く食べたい!」が食育のはじまりかもしれない
「ねぇ、早くお弁当食べよう!」
この言葉、何度言われたことか。
自分で作って、楽しみに待って、外で食べる。
この一連の流れが、食べる体験をもっと楽しくしてくれる。
お祭りの屋台じゃなくて、お菓子弁当
その翌週も、お祭りと花火大会。
実は先週、海のあとにお祭りも花火も行ったばかり。
お祭りってお金も体力も使うし、親はもう行きたくないモード。
でも子どもたちは「花火見たい!」「屋台行きたい!」と大騒ぎ。
そこで提案したのが⋯
「お菓子弁当を作って、カーキャンプ風に花火を見よう作戦!」
お菓子弁当を作ろう!
お菓子を数種類買ってきて、好きなようにお弁当箱に詰めてもらう。




ピックなんて、添えるのでいいのよ。楽しければ。
屋台のことなんかすっかり忘れて、思った以上に楽しんでくれて。
お祭りより安上がりなのは親も嬉しい…😍
「入り切らんかったやつ、食べていい?」
それも楽しみの1つよね。
準備もイベントの一部です!



車の中で夜を過ごすなら、ライトがいるよね?
ライトになるもの探し、よーいドン!!!


長男、惜しい!それコンセントいるやつ!
そんなやりとりも楽しくて。



花火の帰りは混むから…
出発前にお風呂は済ませておくことに。
トイレは公園内のを使うとして、歯磨きはどうする?
歯ブラシと、水筒に水を入れて持参して、防災用の携帯トイレでうがいをしようかな。
ついでに「これは防災グッズだよ」って、使い方のミニ授業を。
ちょっとしたサバイバルもまた思い出。


カーキャンプ風に、思い思いの時間を過ごす
向かったのは、トイレもあって車中泊OKの公園。
レジャーシートにクッション、車の中がちょっとした秘密基地に変身。
DVDを見たり、トランプをしたり。
「お菓子弁当、まだ食べちゃダメ?」
「そろそろお弁当食べよ〜」
って、またまたワクワク。
気持ちいい夜風と、遠くで上がる花火。
屋台のにぎやかさはないけれど、笑顔いっぱいの子どもたちを見ていたら、それだけで満たされる夜だった🎆
食べる前のワクワクが、食育の種
自分でにぎったおにぎり、
自分で詰めたお菓子。
それを「楽しみに待って」「みんなで食べる時間」
それだけで、何よりの思い出になる。
不揃いのおにぎりも、
ぎゅうぎゅうのお菓子弁当も、
自分で作ったからこそ嬉しくて楽しい。
そういう食の体験を積み重ねていってほしいな。
「食べる」は、準備のときからもう始まっていて。
暮らしの中にちょこんとある食育が、きっとちょうどいい。
そんなことを思った、夏のひとコマでした🍉
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